巻き爪・嵌入爪|名古屋市守山区|皮膚科|ふくしま皮膚科・美容皮膚科

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巻き爪・嵌入爪

巻き爪・嵌入爪|名古屋市守山区|皮膚科|ふくしま皮膚科・美容皮膚科

巻き爪・嵌入爪とは?

巻き爪

巻き爪や嵌入爪(かんにゅうそう)は、爪が正常な形状を保てずに湾曲したり、皮膚に食い込んだりする状態を指します。特に足の親指に発生しやすく、痛みや炎症を引き起こすことがあります。巻き爪は爪の両端が内側に強く湾曲する状態であり、嵌入爪は爪の端が皮膚に食い込んで炎症を伴うものです。

巻き爪・嵌入爪の原因

巻き爪や嵌入爪の原因はさまざまですが、主に以下の要因が挙げられます。

  • 深爪

    深爪をすると、爪の端が皮膚に食い込みやすくなり、嵌入爪を引き起こします。

  • 合わない靴の着用

    先の細い靴や窮屈な靴を履くことで、爪に圧力がかかり、巻き爪の原因になります。

  • 歩き方や姿勢の影響

    正しい歩き方ができていないと、足の指に不均一な圧力がかかり、爪が変形しやすくなります。

  • 遺伝的要因

    家族に巻き爪の傾向がある場合、遺伝的に巻き爪になりやすいことがあります。

  • 加齢や病気

    高齢者は爪が厚くなり、変形しやすくなるため、巻き爪になりやすくなります。また、糖尿病や血行不良の方は特に注意が必要です。

  • スポーツや外傷

    ランニングやサッカーなど、足に負担がかかるスポーツをしている方は巻き爪になりやすい傾向があります。

巻き爪・嵌入爪の症状

症状は軽度から重度までさまざまですが、以下のような症状が現れることがあります。

  • 爪の周囲が赤く腫れる
  • 爪の端が皮膚に食い込み、痛みが生じる
  • 歩くと痛みを感じる
  • 膿が出たり、炎症がひどくなる
  • 慢性的な違和感や痛みが続く

症状が進行すると、爪の周囲に肉芽(にくげ)と呼ばれる柔らかい組織が盛り上がり、さらに痛みや感染症のリスクが高まります。

巻き爪・嵌入爪の治療方法

当院では、患者様の症状や爪の状態に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。

保存的治療(軽度~中程度の巻き爪・嵌入爪)

テーピング療法

皮膚を引っ張り、爪が食い込まないようにします。

専用のワイヤー矯正:

爪に特殊なワイヤーを装着し、自然な形に矯正します。

プレート矯正

透明なプレートを爪に貼り付け、徐々に平らな形に戻します。

外科的治療(重度の巻き爪・嵌入爪)

フェノール法

食い込んでいる爪の一部を切除し、再発しにくくする治療法です。

爪甲部分切除術

炎症がひどい場合、爪の一部を取り除く処置を行います。

肉芽除去

感染が進んでいる場合は、膿を取り除き、肉芽を除去します。

自宅でできる巻き爪・嵌入爪のケア

ご自身でできる予防やケア方法も大切です。

  • 正しい爪の切り方をする
  • 深爪を避け、スクエアカット(四角い形)に整えましょう。
  • 適切な靴を選ぶ
  • 足のサイズに合った、つま先に余裕のある靴を選びましょう。
  • 足を清潔に保つ
  • 毎日足を洗い、乾燥を防ぐことで感染リスクを減らします。
  • 定期的に足の状態をチェックする
  • 巻き爪や炎症の兆候がないか確認し、早めに対処しましょう。
  • 足のストレッチや運動を行う
  • 足指のストレッチを行い、血行を良くすることも予防に役立ちます。
  • 早めの受診が大切です

巻き爪や嵌入爪は放置すると悪化し、痛みが強くなったり、感染症を引き起こすリスクが高まります。痛みを感じたら、早めに専門医の診察を受けることが重要です。当院では、痛みの少ない治療方法を提供し、患者様一人ひとりに合った治療を行います。

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