2025年7月08日
「このシミ、肝斑かもしれませんね」と言われたことはありませんか?
顔に現れる色素トラブルの中で、見た目がシミに似ていても実は全く異なる原因をもつのが「肝斑」です。
30〜50代の女性に多く、頬骨・目の下・口周りなどに左右対称に広がる、ぼんやりとした褐色の色素沈着が特徴です。
一般的な「シミ(老人性色素斑)」と見分けがつきにくいため、市販薬や自己流のケアでは改善が難しく、かえって悪化してしまうケースも少なくありません。
肝斑治療は、正しい診断と段階的な治療ステップがカギです。
肝斑は、見た目には一般的なシミと似ていても、その性質や治療の考え方は全く異なります。特に強い刺激に反応しやすいため、焦って治療を進めることで、かえって悪化してしまうケースも少なくありません。
そのため、肝斑の治療では、①まず正確な診断を行い、②お肌の状態や生活習慣を踏まえた上で、③適切な順序で段階的に治療を行っていくことが非常に重要です。
「とりあえずトーニング」は危険!
よくある美容クリニックや皮膚科では、「肝斑=トーニング」というように、画一的な治療が行われがちです。
確かに、トーニングは有効な手段の一つですが、それだけでは不十分だったり。逆に悪化してしまうケースもあります。
その理由の多くは、そもそも正確な診断ができていないこと。
肝斑のようにみえるものの中には、炎症後色素沈着や老人性色素斑、ADMや皮膚炎、あざなど他の複数の要因が混在していることもあります。このような場合、単一の治療だけでは改善しないどころか、誤ったアプローチで悪化してしまうこともあるのです。
当院の強みは「正確な診断」と「豊富な治療選択肢」
当院では、皮膚科専門医がしっかりと診察・診断を行い、そのうえで、豊富な治療方法の中からその人にとって最適な治療をオーダーメイドで組み立てていくことを大切にしています。トーニングや薬だけに頼るのではなく、肌の状態に応じて生活指導、ピーリング、ニードルRFなども組み合わせ、効果的かつ安全な治療を段階的に進めていきます。
まとめ:肝斑は、正しい診断と丁寧な治療で、改善が目指せます。
肝斑の治療は、一見遠回りに見える「段階的なアプローチ」こそが、最も効果的な方法です。
「なかなか治らなかった」「他院で効果を感じられなかった」
そんな方はぜひ、一度当院にご相談下さい。
当院だからこそできる、”その人の肌に合わせた肝斑治療”をご提案します。