
皮膚外科
皮膚外科
皮膚にできる「できもの」や「ホクロ」、「皮膚腫瘍」は、多くの方が一度は気にされたことがあるのではないでしょうか?これらの症状は見た目の変化だけでなく、時には健康への影響も考えられるため、適切な診察と治療が重要です。当院では、専門的な診断を行い、最適な治療をご提案いたします。
母斑細胞というメラニン色素をもつ細胞が増殖することによってできる良性の皮膚病変です。
皮膚の下にできる袋状のしこりで、皮脂や角質が溜まってできます。放置すると炎症を起こすこともあります。
皮下にできる柔らかいしこりで、脂肪細胞が増殖したものです。基本的に無害ですが、大きくなると圧迫感を生じることがあります。
皮膚の表面がやや硬く盛り上がるしこりで、一般的には痛みはありません。
比較的進行が遅い皮膚がんですが、放置すると大きくなり周囲の組織を侵すことがあります
紫外線の影響を受けやすく、高齢者の皮膚に発生しやすいがんの一種です。
ほくろのがんとも呼ばれ、進行が速く転移しやすいため、早期発見が重要です。
当院では、ダーモスコピーで検査を行い悪性の疑いがある皮膚腫瘍、レーザーで取り切れない大きな皮膚腫瘍やあざは局所麻酔手術で切除します。(日帰り手術)
皮膚腫瘍の日帰り手術の流れ
※初診当日の手術は行っておりません。
問診・医師による診察
手術方法の選択、手術内容や術後の経過の説明
局所麻酔にて腫瘍を摘出します。摘出した腫瘍は病理検査を行います
止血を確認して、創の縫合を行って終了します
※手術当日は、術後の出血を避けるため運動や飲酒などは控えてください
翌日、創部の確認を行い、今後の処置について改めて説明します
次回は、指定された来院日に受診していただき、抜糸と病理結果の説明を行います
切り傷、すり傷は、日常的によく起こります。浅い傷であればセルフケアでもきれいに治すことができますが、深い傷になると感染を起こしたり傷跡が残ったりするリスクが高くなります。きずがきれいに治るためには初期治療がとても重要ですので、創傷を受傷した場合は、速やかにクリニックを受診してください。
応急処置、自己処置について
まずはきずの洗浄を行うことが重要です。消毒液はむしろ正常組織を損傷する可能性もあるため、水道水の水圧で傷口を十分に洗い流してください。その時、石鹸を用いてぬるま湯がよいです。その後、清潔なタオルで傷を覆ってからクリニックを受診することをおすすめします。
病院での処置
出血を伴う深いけがの場合は、局所麻酔を行い、十分に洗浄を行った後、破損した組織を修復しながら縫合していきます。処置後は軟膏や貼付剤などきずの程度や患者様のご負担を考えた処置を説明させていただきます。
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