
VビームⅡ
VビームⅡ
VビームⅡは、「色素レーザー」と呼ばれる医療機器で、赤みを帯びた肌の悩みを改善するのに優れた効果を発揮します。単純性血管腫、乳児血管腫、毛細血管拡張症は保険適応で治療が行えますが、その他にも、赤いにきび痕やケロイドの治療、酒さ、ウイルス性のイボなど、赤色をターゲットとした病変にも効果的です。さらに、血管周囲の組織に熱エネルギーが伝わることで線維芽細胞が刺激され、コラーゲン産生が促進されることで肌のハリやツヤ、弾力が増し、肌質改善や小じわ改善効果も期待できます。
VビームⅡは、595nmの波長のレーザーが赤い色素(ヘモグロビン)に吸収される特性を活かし、異常に拡張した血管をターゲットにして破壊します。その結果、赤みが徐々に軽減し、健康的な肌へと導かれます。
症状によって治療回数は異なりますが、治療を重ねることで、徐々に血管が目立たなくなり、色が薄くなってきます。
照射後、赤みや腫れが出ることがありますが、2週間程度で収まります。また、治療直後から翌日にかけ紫斑を伴うこともありますが、7日から10日程度で消失することが多いです。照射部位は一時的に色調が濃くなることもありますが、数ヶ月で改善します。
カウンセリング
医師が肌の状態を診察し、適切な治療方法を提案します。
施術前の準備
メイクを落とし、肌を清潔にします。
必要に応じて麻酔クリームを塗布する場合もあります。
レーザー照射
痛みを最小限に抑えながらレーザーを照射します。
施術時間は15~30分程度です。
施術後のケア
冷却や保湿ケアを行い、肌を落ち着かせます。
施術後は紫外線対策をしっかり行うことが重要です。
ピコトーニングは軽いチクチクとした感覚がある程度で、ほとんど痛みを感じません。VビームⅡは軽い弾かれるような感覚がありますが、麻酔なしでも受けられる程度の痛みです
ピコトーニングはダウンタイムがほとんどなく、VビームⅡは施術後に軽い赤みが出る場合がありますが、数時間から1日程度で落ち着きます。
症状の程度にもよりますが、ピコトーニングは5~10回、VビームⅡは3~6回が目安です。
施術後は日焼け対策を徹底し、保湿をしっかり行うことが大切です。また、施術当日は長時間の入浴や激しい運動を避けてください。
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